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高齢者が求める思いやりのある医療

高齢化が進み、田舎などへ行くと昼間見かけるのはほとんど高齢者です。
これは病院でも同じで、市立病院も地域の診療所も高齢者がたくさん詰め掛けています。
だいぶ前から問題視されていますが、医療機関が高齢者の寄り合い所のようになっているのです。
実際に持病があり、何週間かに一度診察を受け、薬をもらう必要がある人もいるでしょう。
しかし、中には「寂しいから」「不安だから」などという患者もいるようです。
また、日中は家で一人ですが、病院に来れば知り合いがいるという理由でこまめに病院へ通う患者もいます。
とあるおばあさんと診療所で一緒になったことがありますが、そのおばあさんは診察室に入るなり医師に思いの丈を語り始めたのです。
どこが痛い、どこが不調だ、から始まって、家族の愚痴や仕事の愚痴まで話しているのが中待合まで聞こえてきました。
高齢者は膝や腰が痛んだりと不調が増えますが、これを治してほしいというよりは話を聞いてわかってほしい、という気持ちの方が強いように感じました。
患者には、医療プラス思いやりが必要なのかもしれません。

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